スタートは、ごきげん!

寒いっ!

「3センチの雪で電車が止まったって!」
かつて、雪国で生活していた頃は、ニュースでそんな話を聞くと、いつも友達と一緒に都会の交通機関の雪の備えに笑っていたのだけれど、いまや雪国だってどうだかね。
15時間も満員の電車の中に閉じ込められ、立ったままの人も大勢いたなんて…。
新幹線の台車の亀裂の話もそうだけど、優先順位はどこにあるのだろうね。


さてさて、今年初の練習だ。
朝早くから若い大学生のAさんも準備に加わってくれて、準備万端!
インフルも大はやりの中、みんな勇んで集まってきたぞう〜。
「中学生になって今回は参加しないつもりだったけど」という子が、なんと2人も来てくれたりして、ビックリ!!!


「今年もよろしく〜」のご挨拶がひとしきり行き交って、練習開始。


いつものように、体操、発声、そして10番、4番。



分かれてからは、大人は4番をみっちりと、1番も前半まで。
「今日は、声が硬いですね」
「がんばらないで」
「のどを開けて。開けるとのどの骨が下にくるでしょ。ちょっと自分でも触ってみて」
「舌をべ〜ってしてみて」
「背中も使うといいんですよ」
一定年齢以上の人には、実生活にもすぐにつながってくるアドバイスにもなってるなあ…






「いろいろあるでしょうけど、この場に来たら、嫌なことは頭から放して、楽しく歌ってください」
ハイ!


さて、大人が笑いつつも悪戦苦闘している間、子どもたちは酷寒の体育館でどうしてたかなあ。














子どもたちが降りてきて、みんなで元気に1番、4番。
今日初めて参加した4年生のS君。
全然ぞうの歌を知らなかったのに、降りてきてからすごくいいお顔で大きな口を開けて、何とも楽しそうに歌ってた。
大人の皆さんは、子どもたちのスピードに乗り遅れないでね〜。




2月18日の蕨市民会館での「ブッダ」公演の宣伝にいらしていたわらび座のIさん。
練習を聞いてひとこと。
「すごい迫力でびっくりしました」
うふふ、ありがとうございます。


これにて本日の練習はおしまい。
明るくニコニコ、とってもいいスタートが切れたぞう。


今ね、更に大人の声を深めるために、工夫しながら、練習終了後30分ほど残れる人は残ってもらい、アルトや男声の音取りをしたいと考えてるの。
次回、そのあたりきちんとお伝えするから待っててね。


寒さになんか、負けるな!
待ってるぞう!


あ、そうそう。
こんにゃく座の「天国と地獄」、わらび座の「ブッダ」、こんにゃく座の指導を受けたふじみのキラり歌劇団の「団栗と山猫」もぜひお誘いあわせの上、ぜひお出かけくださ〜い。

Text  by あのじ
Photo by まのじ    


おまけ。
雪国でございます。






by まのじ