み〜んな集まったぞう〜♪

kawaguchizou2016-06-05

行方不明だった北海道の小2の子が見つかったと聞いたときは、もう泣けてきちゃった。
注意してもいうことを聞かない子を前に、自分だったらどうしてたかなあ。
「一人の人間として尊重する」ということと、
「大事なことをきちんと伝える」ためにどうあったらいいのか、
子どもとの向き合い方、それは個々の親だけの問題じゃなくて、
川口ぞうにだっていつも問われていることだなあ。
なんて考えながら、空を見上げると大粒の雨。


8時15分。
チラシを濡らすわけにはいかないと、傘さしつつ荷物を持って着いた時には、
すでに音響スタッフさんが玄関前に。
「すみませ〜ん。待ちましたか?」
「いえいえ、それほどでも」
まもなく、くのいちさんも現れた。

「ったく、雨だねえ」といっているうちに、なんだかお空が明るくなって。
あらぁ、やんじゃった。これでみんな助かるねって神様に深々と一礼。
(帰りに傘忘れないようにしなきゃね。)





8時30分
わのじさん親子、N君、2階からせっせと机といすを3階まで運び上げ。
そこへ大和さんから申し出のあった特別レッスン目当てにやって来た若いK君、来るや否や、うむをいわさず(笑)
「ほら、君もわのじさんと一緒に机運んで。それから本番前日も当日も力仕事手伝ってね。いい?」
「はい」(まあ、なんて素直なんだろ)

その間、音響の機材は次々に荷揚げされ、
舞台監督の成瀬さんは、
みんなの立ち位置を決める作業開始(本番ステージの雛壇のサイズにテープや紐を使って仕切り)。
照明の後藤さんも到着。

いつもの受付準備も整った。今日は助っ人にKさんの姿も。
スタッフがきちんと歌えるようにお手伝いに参上してくれたのね。ありがとう。




9時
大和さんの特別レッスン開始。
待ち望んでいたメンバーがピアノのそばへ。
がんばれ〜!






9時45分
さあて、これで準備完了!
みんな、機材の配線に気を付けて!




10時
体操、





発声の後は、いよいよリハーサル開始。
仕切りは舞台監督の成瀬さん。
ご挨拶の後の並びは依田さんの指示で動くことになって、まずはソプラノから。
なぜか、なかなか前に行きたがらないのね、みんな。
でもね。実は前の方が歌いやすいのよ。知ってる?
「歌に自信のある人は後ろへ」って言えばよかったかな(笑)




リハーサルの間、子どもたち、すごくがんばってたね。
あの長い時間、いろいろありつつも、やっぱりいつもと違って、
きちんとしようとしていた気持ちはうんと伝わって来たよ。
あとは、体調を整えてね。











大人も本番のイメージつかめたかな。
まだまだ自信がなくて、という人もいるだろうけれど、
大丈夫!
ぞうの持つ歌の力を信じて、依田さんの指揮を信じて、
依田さんをしっかり見て、ついていけば必ず歌えるから。
次回は、少し楽譜から顔をあげてみようか。






さてさて、本日は、第1部ゲストのジャパトラ座中井さんも初お目見え。
私たちの歌うのを聞いて、いろんなイメージを持ってくれたみたい。
で、全体の流れや物理的な問題を出し合った結果、
アンコールにも加わってくれることになったよ〜♪。
きっと素敵なジョイントになると思うな。今からワクワク、ドキドキ!




それからね、練習後は、舞台スタッフと依田さん、ぞうのスタッフが集まり、
それぞれ要望や意見を出し合い、それをもってリリアの打合せに行ってね。
よおし、だんだん本番に向けて具体的な動きが定まってきたぞう〜♪




次回まできちんと必要なことを決めて、詳しいスケジュールなども伝えるからね。




チケットも、あと一息!
「コンサートに来てくださいませんか?」
その一言が、あなたの平和へのメッセージでもあるんじゃないかな。










本日取材に訪れた東京新聞の杉本記者。
きっといい記事を書いてくれるよ。
楽しみに待っててね。





次回12日。いよいよ最終練習日。
心もからだも元気いっぱいで集まれますように。
待ってるぞう〜!


Text  by 鬼でもいいの あのじ
Photo by はのじ まのじ