7月9日
九州・中国地方は、またもや大変な豪雨災害に見舞われています。
「かつてなかった」ことが、日常になっていることの怖さ、ひしひしと押し寄せてきます。
そんな中、関東地方は梅雨明けもしていないのに、焼けつくような日差しが照り付ける日々が続き…
9時前
汗だくだくで研究所にたどり着くと、ほのじさんがもう到着していました。
じきに、くのいちさんもやってきて、開口一番、
「あっついねえ」
ほんとに、今日の練習を象徴する一言(笑)
体育館に入ったとたん、むうっ!
わあ、早く窓を開けなくちゃ。
いつものように健ちゃん、わのじさんが、黙々といすを並べ始めました。
今日は、受付で、プログラムに載せる名前の最終点検をしなければなりません。
設営が何とか終わりました。
9時半すぎから階段を上って次々に体育館に入ってきましたが、誰も彼もが入るや否や、異口同音に「あっち~。もうここまで来るのに、エネルギー使い果たした~」
モリヤンもびんちゃんも、設置された大型扇風機の前で一旦停止!
「あ、ステージにも一台ね!」
くのいちさんが思い出しました。
そうだった。ピアノの遠藤さん、汗で指が滑ってしまうから、そばに扇風機を置いておかなきゃいけなかったんだ。
10時
寺ちゃんの体操。ちょっと動くだけで、汗が吹き出しそうになります。
10時5分。
今日の指導はモリヤン。前と同じように指揮をしながら園長ソロとの二刀流。がんばって!
最初に、みんなが気にかかっているステージでのマスクの事や楽譜の事の説明から始まりました。
説明が終わった後は、今回は、とにかく少しでも本番の状況がイメージできるように、本番と同じように全曲立って、通して歌ってみることになりました。
子ども達も5,6,7番で座りますが、それ以外は、同じです。さあて、ちゃんと立ってられるかな?
「もちろん、調子が悪くなったりした場合は、ちゃんと左右の袖で控えているスタッフがいて、すぐに対応しますから、安心してください」と、前回も来てくださった舞台監督の井関さんが説明してくれました。井関さんは今回はスタッフの大島さんと一緒に様子を見に来てくださったのです。
暑い中で疲れもあるでしょうに、真剣な表情で歌う子ども達。
大人だって、負けてはいられません。
ところどころ、止まりながらでしたが、何とかモリヤンが最初に言っていた45分で歌い終わりました。
しばし休憩。みんなのお顔は真っ赤です。
これは大変、水分をきちんと補給しなくては…
子ども係が判断して、もう子ども達はその後の練習は止めて、エアコンのきいた部屋で休むことにしました。
大人は、思い思いに休んでいましたが…
休憩の後に戻ってきた遠藤さん。
「ここから結界だあ」と、おそるおそる体育館に足をそっと踏み入れているその姿が、なんともユーモラスでしたが、笑ってばかりもいられない。
ほんと、もう体育館は湿度も100%超えてたんじゃないかしら(笑)
そんな中だけど、大人はもう少しがんばって!
まずは1番の出だし、「♪サーカスは~」のところ、ちゃんと酒井さんを見ていないと、しょっぱなから乗り遅れてしまうぞう。
口の形もそのときになったら慌てて作るんじゃなくて、ちゃんとその音を予め用意しておかなきゃetc.etc.
5番、6番。ごめんなさい。あちこちウロウロでちゃんと聞けませんでした。
次は…
あ。もう、これ以上は無理ですね。
ということで、本日の練習はこれにて。
モリヤン、遠藤さん、そして皆さん、本当に暑い中、お疲れ様でした。
今日は、あ~、う~のこととか、男声、女声の入り方とか、最終的なことをお伝えしようと思っていたのですが、きちんとした話ができなくてごめんなさい。
本当に最終練習になってしまいますが、15日にきちんと酒井さんと確認して、お休みの人にもお伝えしていきますからね。
不安な人もいらっしゃると思います。
でもね、大丈夫。何度も繰り返してますけど、大人も子どももみ~んな酒井さんを見ていれば、ちゃんと歌えますから。
伝えたいこと、伝えなきゃいけないこともいっぱいあるはずですが、すみません。
ブログも今回は暑さで力尽きました…
本日は、これにて。
15日、伴奏のフルートもクラリネットも、効果音も入った本番さながらの練習になります。いよいよ本番が近づいたって感じる日ですよ~。
暑さ対策もおなか対策も万全にして、元気に来てくださいね。
チケットもみんなの頑張りで、すごくよくなってきました。
埼玉会館に置いてもらったチラシが、もう少ししか残っていないそうですよ。
最後までがんばって声かけをして、会場全体で心に残る素敵な本番をめざしましょうね。
Text by あのじ
Photo by くのいち ホープ森山 U佳 U子 あ
【こんな一コマ】
別室で東京新聞の取材を受けていたS親子3人組とそれを見守っていたホープちゃん、子ども達が騒いでいる傍らで、こんなお茶目なショットで(笑)