元気に楽しく、ほっこり嬉しく

kawaguchizou2012-03-25

今年は、寒さのせいで、あちこちの梅は今が真っ盛りのようですね。


実は、練習会場の芝園小学校の校門の向かい側にも、紅白の2本の梅が植わっているんですよ。
この梅、ひっそりとしていて存在を主張しないので、通りかかってもあまりみんな気がつかないのですが、今年はいつもの年よりちょっぴり華やかに咲き揃いました。
気づいた人いるかな?


栗さんと私は、「今日のブログの写真はこの梅にしようか」とか、「天気予報で寒いと言ってたからいっぱい着こんできたけど、それほどでもないね」とか言いながら会場の準備を始めました。(ちなみに二人とも、前々回の練習のときにKさんからいただいた「ぞうグッズ」から選んでイヤリングとトレーナー身に着けてきましたよ!似合ってたでしょ・・)
今日は前回忘れてしまった「名札がわりの黄色いガムテープとマジック」もばっちり用意!


で、男性陣到着を待ってピアノを移動し、練習開始。
今日は寺ちゃんが都合が悪かったので、ストレッチはOさんにお願いしちゃいました。
事前に何も連絡していなかったのですが、快く引き受けてくださって、こういうサポートがあると本当に助かります。


練習は、古田さんのフルートも入って、ぐっと深みを増しました。
「せっかく古田さんのフルートが入ったから、できるだけたくさんの曲をやってみて全体が見渡せるようにしましょう」と依田さんから提案があって、最後にはある程度流れがおさえられるようにたくさんの曲を通してみることになりました。


今日の子どもの練習は、モリヤンと小島さんのコンビでスタート。
小島さんには無理言って、伴奏を引き受けてもらいました。
これまた、強引でごめんなさい。
いきなり1番、4番、10番、11番よろしくってな感じで頼んだのよね。
でも、ホント、超〜ありがたかったです。(モリヤンとのコンビよかったですよ〜!これからもよろしく!)
今日の保育園仲間は、双子のMちゃん、Fちゃんのお父さんが子ども係りを引き受けてくれたようですね。
モリヤンは、どうしたらみんながちゃんと歌えるかなって一生懸命考えたみたい。
たとえばね、1番の出だし「♪サーカスはいつでも♪・・」が元気に揃って出るために「初級、中級、上級、超上級編」と分けてね。
まずは「1・2・3」の合図で出るのが「初級」、大きく指揮をしてそれを見て出るのが「中級」、モリヤンの顔を見てモリヤンと一緒に歌うのが「上級」、そして最後はモリヤンの表情だけを見て出るのが「超上級」。
子どもたちっておもしろいね。どんどんハードルを上げていっても、ちゃんと最後は「超上級」クリアできちゃうのよね。

でも、その練習を支えたのは、なんと言ってもお久しぶりに参加のお姉さんたち
今度中学生になるお姉さん2人と高校生になるお姉さん2人が、きっちり後ろからリードしていたからなんですよね。
大人もそうだけれど、子どもは特にきちんと支える声があると、うんと安心して歌えるみたい。お姉さんたち、ありがとう!

最後に、おとなと子どもが一緒になって、1番、3番、4番、10番、11番を通してみました。
いやあ、素敵だったなあ。子どもたちの声も元気いっばいで、川口ぞうの真骨頂を発揮してくれたし、それを包む大人も一生懸命で・・・
今日は、「はじめてさん」が5組も・・それも「毎日新聞の記事を見た」という方が3組で、びっくり。
目のご不自由なTさんは、なんと「点字」で全部の歌詞を用意して来られたそうです。
「お久しぶりさん」は、さっきのお姉さん達以外にも何人もいらして、いきなりたくさん通す練習だったけど、皆さんそれぞれ楽しかったようで、よかったな。
大丈夫、みんなで歌えば怖くない!

さあて、練習も大いに盛り上がってきて、いよいよ本番まであと3ヶ月。
3ヶ月って長いようだけど、「あっ」という間なの。
で、じゃ〜ん。本番用のチケットとチラシも完成!
チラシは祐子さん、チケットは真理さんの制作です。
とてもかわいく、たくさんの人に手渡したくなるようなデザインでしょ。
「いのちと平和と子どもたち ぞうれっしゃ2012」が、正式なコンサートのタイトルです。
このタイトルに込めた私達の想いをたくさんの人に伝えるために、チラシ、チケットいつも手元に持って、1枚1枚心を込めてお誘いして、みんなの力でコンサートを成功させようね。


ところで、あんまり「名札つけて」と叫んでいたせいか、今日は前回冬眠から目覚めたKさんのお連れ合いが、お手製で「ぞうの名札」作ってくださり、早速5個も売れました!
前回のコンサートまでは小物を作って売ったりして活動資金の一部にしていたのですが、今回はスタッフの手が足りず、小物を作って売ることができないので、こういう形でのサポートも嬉しいです。
そのほかに、Wさんがカンパで書き損じのハガキを140枚も下さったり、Kさんが蕨中央小学校の校長先生にお願いして学校全体にお誘いのチラシを配ってもらえるように手配をして下さったり、帰りがけに、Uさんが「途中から来られる方のドア開け係やります」って言って下さったり・・・
いろんな形でみんなの力を貸してもらえてることが、スタッフを力づけて後押ししてくれてます。
感謝!感謝!


「手伝う」って、「手」をつないで「心を伝えあう」っていうことかもしれないなあ。
ほっこりとした思いに包まれながら、練習会場を後にしました。


では、次回また、元気な顔を見せてね。
                 
        Text  by あのじ
        Photo by くのいち