あふれ出た熱い思いが… - 『　こ　　あ　』　　　　　　　

昨日のリリアメインホールは、文字通り
「あふれ出た熱い思いが、一つに集まって、走らせた2016年型式ぞうれっしゃ」にふさわしい終点だったと思います。
恐らく、3階席まで埋め尽くしたお客様をはじめ、あの時間、あの場所を共有したすべての人が、そのことを深く実感したのではないでしょうか。

越谷からお越しのＫさんのアンケートには、こんな感想が書かれていました。

「鳴りやまない拍手に、さらに感動！
　こんなに全体が一つになったコンサートは初めてでした！！
　ありがとう♡　素敵な歌声を…」

アンコールでもないのに、11番の途中から、自然発生的に手拍子が沸き起こり、
会場中に広がったこと、そしてアンコールが終わっても、本当に温かい拍手が鳴りやまなかったこと、
今までもたくさん応援をいただきましたが、今回はそれをさらに上回るものでした。
おそらく、ステージの上だけではなく、客席も舞台スタッフも裏方を務めたスタッフもみんな平和への思いでつながり、
会場全体で創り上げたコンサートだったからこそ、あの一体感が生み出されたのではないかと感じています。

また、
「何度か聞きに来たが、今まで聞いた中で、一番感動しました。平和を願う気持ちがびんびん伝わってきました」

「子どもたちの元気な歌声が素晴らしかったです。抱かれながら、一生懸命大きな口を開けて体を振り絞って歌っている子どもたちをみていると、涙が止まらなかった。」

「知っている歌なのに、鳥肌が立ちました。」

「一体となっているのが伝わり、高いチケットの他のものより感激しました。」

「自分は愛知の出身でぞう列車の話はよく知っていたが、川口でこんな取り組みをずっと続けて来ていることは全然知らなかった。ぜひ続けてください。」

最高齢で歌って下さり、急逝されたＫさんのご家族からは、
「何度聞いてもいいですね。2年後も必ずきます。亡き母も見守ってくれていると思います」

などなど、多くの感想が寄せられていますが、その一つ一つが昨日のステージをしっかりと物語ってくれていて、もうひたすら感謝の気持ちでいっぱいになりました。

本当は、時系列で前日の準備から追っていこうと思いましたが、それは写真にゆだねます。

前日も当日も、まあいろんなハプニングやトラブルがありつつも、都度みんなの力で乗り越え、解決し、あのステージにつながったこと、そして、かつて小さくてやんちゃばかりしていたような子たちが、今は素敵な青年になって、何人もが「自分たちも関わって続けていきたい」と言葉に出して言ってくれるまでに成長したこと、それが何よりの財産になったと思います。

練習開始から８か月の間に、心深いところで喜びが湧くエピソードがいくつも生まれました。
けれど、それらのことを通して、「情けはひとのためならず」ならぬ「ぞうはひとのためならず」
この「川口ぞう」は、子どもたちにとっても、おとなたちにとっても、そして私自身にとっても居場所でもあったとしっかりと気づかせてもらった、そんな1日でもありました。

25年間続けて来て、本当によかった。
これまでに関わってくださり、支えてくださった多くの皆さんに、心からの感謝を捧げます。

9月4日の同窓会、楽しみにしています。
それまで、どうか皆さん元気でいてくださいね。

待ってるぞう〜〜！

Ｔｅｘｔ　　ｂｙ　あのじ
Ｐｈｏｔｏ　ｂｙ　はのじ

時間の過ぎていくままに
ちょっとずつ写真を入れます。

前の日（６月１８日）の、お客様が、だあれもいないリリアからスタート！
18：00集合！夏至直前、あっかる〜！