こんな素敵なお話も・・・

kawaguchizou2011-10-13

本当に、おとなの心にも子どもの心にも、いっぱいの温かさを残してくれたようです。


皆さんに共通するのは、あのステージと一体になった背景のすばらしさ。
実は、あのとき、あのステージが可能になった裏に、それはそれは素敵なエピソードがあったことを一昨日知りました。

あの日、お隣の市民会館で民謡の大会が開かれていました。
出場される皆さんは、きっと優勝目指して一生懸命だったのでしょうね。
私たちのリハーサルの間も、出番を待つ民謡の方々が、庭に出て練習される音が聞こえてきたりしたので、どうしたら3人の皆さんの本番の演奏に影響がでないか、スタッフはとても悩んでいました。

そんな中・・・
続きは、Kさんからいただいた次のメール(抜粋ですが)をご覧くださいな・・・


〜〜〜略〜〜〜
ぼーっとあの日のことを思い出して
胸があったかくなるような、トキメクような、初恋のような感じ。


あ〜秋の、一枚の絵のように本当にステキなコンサートでした。
もっともっと聴いていたかった。
やさしい人たちを見ていたかったなぁ。。。


パパの感想も少し
「秋色の景色を背景に、秋の音を聴いて、”芸術の秋をした”という感じ。
心の中が豊かになりました」


ということです(^_-)-☆

そうそう。今日市民会館の職員の方から聞いたのですが。


市民会館(公民館ではない)の館長さん自ら
外で何時間もずっと立っていて、民謡大会の方々が
「背景にならない」ように、止めていてくださったそうです。


たまに事務所に戻っても、監視カメラを見つめて
民謡さんが行きそうになると、
全速力で階段をおりてくださったそうです。
〜〜〜略〜〜〜


あのじは、これを読んで、胸がいっぱいになりました。
共催してくださった中央公民館の皆さんのお力もたくさんお借りしたけど、直接かかわりのない市民会館の館長さんまでが・・・
「ありがとうございました」という言葉だけでは言い表せない感謝の気持ちでいっぱいです。
でも、本当に本当にありがとうございました。

そのほかにも、こんなお話も。
その1 あの場で初めてぞうを歌ったお子さんが、家に帰ってもずっと歌っていたとか
その2 大見川さんのゴムホースホルンを自分でも作ってみたいと思ったとか
その3 帰り道、「ブラジル」で覚えた掛け声「きょうは」「コロッケだ」をずっと歌っていたとか
その4 子どもがシンコペのパーカッションの真似をしてカンカラをたたいてたとか
その5 大和さんの「祈り」の曲に心を揺さぶられ、沖縄のかえるの鳴き声が楽しかったとか
その6 フルートの古田さんが、休符のない楽譜をどうやって演奏するのか、息をつめて聞いていたとか
まあ、聞いていると、ほんとに楽しいことばかり。


で、今回はたくさんの人の力が自然な形で合わさったおかげで、こんなに皆さんに楽しんでもらえて、っていうよりも、何よりも自分自身の心が、う〜んと温かくなれるコンサートになって、ほんとうに嬉しいなあ。


コンサートが終わって5日たつのに、やさしいあたたかい気持ちが消えず、ニコニコしているあのじなのでありました。