「2018型式川口ぞうれっしゃ」まもなく終点!

去年の11月からいくつもの客車をつないで走り続けてきた「2018型式川口ぞうれっしゃ」も、いよいよ終点に近づいてきた。今日は最後の練習だ。


木曜日に、突如会場問題が浮上し、一時心臓がひっくり返ったけれど、何とか無事に乗り切った。せっかく借りられたこの会場。いつにもまして、きちんとご迷惑をかけないように使わなきゃね。

思いがけず降りだした雨の中、大きな荷物を持って傘さして、スタッフは集まったぞう。
おや、もうホルンの音がする。
「雨が降りそうだったんで、少し早くきたんです。楽器濡らしたくないんで・・・」と大見川さん。机移動やらピアノ移動やら、いっしょに手伝ってくださった。泣けてくるぞう。
 


あ、シバやんとわのじさんが壁に貼っているのは、初期の頃にみんなで作った「ぞう旗」だ。
懐かしいなあ。
あの頃たくさん子どもたちを集めて、手足に絵の具を塗ってね。白い布の上を歩いて手型足型をくっつけていったんだよね。元気印の塊のような作品だったね。
これは、当日ホワイエに貼りだすよ。
「もう終わるかと思うと、さびしいです」何人もの方から、そんな声をかけられた。
うん、悔いのない練習をしようね。



9時半。
今朝出たばかりの朝日新聞の記事を紹介し練習開始。体操、発声、そして1番。
「今日は、いつもより時間が長く使えるので、子どもたちと分かれたら、伝えたいこと、全部伝えます。大人の人は、本番まで、しっかり確認してきてくださいね」
との言葉通り、大人はみっちり復習だ。











 うん、何度も言われたことがほとんどだ。モリヤンの園長もからんで、いろんな場面があって、ぐいっと展開されていく。依田さんだけでなく、大和さん、大見川さんからも少しでも作品が高まるようにと、一生懸命アドバイスあったね。終わってから、古田さんからも少女にヒントが。そんな中で、大人はどう歌えばいいのか、改めて問いかけられたよ。
平和を願い、歌で心をつなぐって、どういうこと?
 本番まで、あと1週間。大きな宿題だね。


 さてさて、大人の特訓の間、子どもたちはどうしてたかな。
 時折、元気な声が大人の部屋にも届いてきたよ。
















 合流してからは、パワーアップした子どもたちに大人は必死に食らいつきながら、「わ〜い」のフィナーレへ。
 大人も子どもも、歌うみんなの心がきちんと重なった、すてきなラストだったね。



 チケットもよくがんばった。満席確定だ。
東山動物園のゾウの前で祈願していただいてきた御託宣。きっと当たるよ!
 だから、当日は、元気な体と心ととびっきりの笑顔で、埼玉会館にやってくるんだぞう〜!
 待ってるぞう〜〜!(ぱぉ〜ん。)

Text  by あのじ
Photo by まのじ