ぞうれっしゃ2010 しゅっぱ〜つ!

kawaguchizou2009-06-14

 今朝は、朝から曇ったり晴れたり。


 「雨が降らなきゃいいなあ」と思っていたから、「ああよかった」と思ったけど、カエルとか作物とかは、影響あるのかもしれないな。大丈夫なのかな?
 自分の都合だけでいろんなこと考えちゃいけなくて、知らないことがたくさんあって、梅雨の雨はうっとおしいなあなんて思ったら、困っちゃうこともいっぱいあるのかもしれないね。

 
 なんてことも考えさせられたりするようなお天気だったけど、さあて、今日はいよいよ来年のコンサートに向けて、新しい「2010川口ぞう」の出発だ。


 今回は、なんと本番1年前からのスタート。いつもより、4ヶ月以上も早いスタートだ。これから、来年6月19日(土)の本番めざして、みんなで走っていくよ。


 しばらくは、ゆっくり、ゆっくり走りながら、いろんなところで、途中下車もして、たくさんの友達をふやしていけるといいな。
 10月からの本格練習までは、7月、9月の第2日曜に練習するよ。みんな友達誘って来てね。見学も大歓迎よ。


 ゼリービーンズで飾られたかわいいお誘いのチラシは、U子さんが作ってくれました。このホームページに載ってるから、必要なら、ダウンロードして使ってね。


 さてさて、肝心の練習のこと書かなきゃ。

 いつもどおり、ストレッチをやったあとは、大和さんの発声練習から。
 これが、いつもよりうんとすごかったの。
 発声練習って、ただ、「あ〜」とか「ま〜」とか、出していただけじゃなかったよ。
 今日こられなかった人。もったいなかったな。こんなにわかりやすくて、感じがつかめる練習受けられなくて。次は絶対おいでね。


 大和さんの解説は、たとえが本当に分かりやすいの。
 階段の上り下りや、すべり台の話が出てきたり(もちろん、分かりやすいから、すぐにそれができるっていうわけではないんだけどね・・)。
 だから、ただ音の高低の動きや声の出し方だけを教わるってるというよりも、その音に、どんな心の動きを乗せていくのかということが、知らず知らずのうちに体に感じられるようになるんじゃないかな。


 発声練習でやったことが、これからぞうのいろんな曲を練習する中で、「なるほど」と思えるようになることが多いのだろうって確信が持てましたね。



 発声練習の後は、指揮の依田さん登場。


 依田さんも、大和さん同様、ほんとにたとえが上手だなあと、いつも感心させられます。
 「初めての練習だから、今日はみんな10番を気持ちよく歌って帰ってもらうことが目標です」と、優しい配慮があり、でもきちんと今の時期に要求することは要求しながら、練習を組み立ててくださってるの。
 一方的な押し付けの練習じゃないから、みんなも何とか付いていこうと一生懸命になれるんだろうな。


 いつもの練習のように、全体練習⇒おとなと子どもが分かれての練習⇒全体練習のパターンだったけど、分かれて帰ってきてからの子どもたちの声のすごさ!



 これは、もう、涙もんでしたね。やっぱり、川口ぞうの子どもたちの声は、すごい!語彙が少なくて、どう表現していいのかわからないから、「すごい」としか書きようがないな。



 発声のときなんか、小ちゃい声しかでなくて、もじもじしていたのに、分かれたあと、みんな真っ赤な顔をして戻ってきて、依田さんの指揮に合わせて、「サーカスだ、サーカスだ、サーカスがやってきたぞ」と飛び出したときの、あの第一声のすごさ。
 ああ、こういうのを本当に解放された声っていうんだろうなと思ったな。


 きっと、子どもたちは、体育館でいっぱい遊んで、いっぱい発散して、楽しかったんだろうなということが、その場にいなくても伝わってきたよ。


 今日は、ともかくも、これからの1年間を象徴するような、すてきなスタートができて、ほんとによかった。
 スタッフも、持ってる力を全部出し切れるように、これから頑張るから、みんな力を合わせて中味のいっぱいつまった1年にしていこうね。

 依田さん、大和さんも、どうぞよろしく!



 次回は、7月12日(日) みんな、待ってるからね。


                         Text by あのじ