雨のち晴れ・・

kawaguchizou2010-02-28

朝、目が覚めると、ベランダのドア越しに、しとしとぴしょぴしょ、重たい雨の音・・・

せっかくの練習日なのに、みんな、来るの大変だろうなあ。
空を見上げて、ため息ついたり。


いかん、いかん、ため息なんかついてる場合じゃないって。
早くいってみんなが来るまで、したくしなきゃ。


ぞうが毎回練習に使わせてもらう部屋は、いつも会議とかに使われる部屋だから、テーブルとかイスとか、ホワイトボードとか、はじめの位置をきちんと覚えておいて、しっかり元にもどしておかなきゃならないの。


で、忘れちゃいけないから、いつも早く行って、くのいちさんや寺ちゃんと黒板のすみっこに、こっそりメモしておくんだけどね・・・
あ〜〜恥ずかし・・・
今日も、いつもとちょっと違う形だったから、間違えちゃいけないとしっかりメモしておいたのに、練習が終わって片付けるときに、みんなから「どういう位置で戻せばいいの?」と聞かれたとたんに、なぜか黒板じゃなくてホワイトボードに書いたと思い込んじゃって、「あっ、消えてる!!」とすっかりあわててしまったのであります。
頼みのくのいちさんと寺ちゃんは、今日は少し早く帰らなきゃいけなかったのでいないし、参ったなあ、どうしようと記憶をたどりながら片付け終わった後、あれ?レースのカーテンの陰にかくれた黒板にメモが・・・


というようなことや、「ほら、あれよ、あれ」とか、言葉が出てこなくなったりすることが、スタッフの間で(スタッフのみんな、ごめん、道連れにしちゃって)ほんとに多くなってきたこの頃であります・・・
まあ、20年続けているということは、こういうことでもあるというわけで・・・


話が寄り道しちゃいましたね。
本日の練習。
毎日新聞の鴇沢記者も取材も来てくださったことと、くのいちさん、ふのじさん、まのじさんと、3人もカメラマンがいて、ずいぶんにぎやかしい感じがしました。


まずはいつもの10番から。


依田さんが言いました。
「この曲は、みんな好きだし、どの曲よりもなじみがあるから、なんとなく簡単に歌えちゃう気がするかもしれないけど、きちんと自分たちの思いを込めて歌ってね。」
ほんとにそうだ。
なんだか、少し10番に申し訳ない気持ちがしたよ。
依田さんに言われたあとは、みんなの声が違ってた。


4番復習。「どうぶつえんへ〜〜〜、ようこそ〜〜」のところ、子どもたち、「えん」は下がっちゃいけないのよね。
子どもたちは、一度言われれば、すぐに直せるから、偉い!!


そのあと、おとなは5番・6番・7番。
ここは4番の明るい曲から一転、多くの動物が殺され、飢えや寒さでアドンやキー子が死んでしまうなど戦争の悲惨さと、戦後の子どもたちに平和への思いを伝えていこうと願うとても大切な曲ばかり。
依田さんの思いをまっすぐに受け止めて、みんなのまなざしが依田さんを射抜くくらいになりたいね。
ていねいに、しかしメリハリをつけて。


いろいろ難しいところはあるけど、ご挨拶してくれた新しいメンバーの3人の方も口をそろえて言ってくれてたように、依田さんの指摘はすごく分かりやすいから、依田さんを信頼して、みんなが集中すれば、きっとすごいすてきな演奏ができるようになるはずよ。


子どもたちは、寺ちゃんと8番の練習。
合わせの練習では、一緒に歌ったけど、大人も子どもたちに寄りかからないで、最後にきちんとかぶってね。


8番の後は、よ〜しと勢いをつけて、子どもたちは9番頑張って歌ってたし、その後に、もう一度歌った10番は、はじめのときより、うんとよかったよ。


さてさて、2月も今日でおしまい。
明日からは弥生3月。学校は一番忙しい時期かな。
おなかの調子が悪くなるのがはやっているらしいから、忙しいときは特に気をつけてね。
4月には、またまたみんなで上野動物園に行ったりするから、楽しみにしていてね。

じゃあ、今度は3月14日。まってるぞう〜〜〜。
                          Text by あのじ


<おまけ>
今日の取材では、子どもはYちゃん、おとなはサトパパがインタビューに協力してくれました。ありがとうさんでした。
ステキな記事が出ると嬉しいですね。鴇沢さん。よろしくお願いします!



おまけの一枚 byくのいち



<<おまけ>のおまけ>
\(^0^)/待ってました!!ぞうグッズ2010発売開始!!