桜も散りかけて

kawaguchizou2010-04-11

このところ、あったかくなったり寒かったり、桜も「ちょっとどうしていいかわかんない・・・」と悩んだ日が続いたんじゃないかな。


「さいた さいた さくらがさいた・・・」
で始まる国語の教科書を使ったのは、昭和はじめに生まれた人たちとか。
そのころの教科書は、みんな「国が定めたもの」だから、全国一緒で、どんな教科書を使ったかを聞けば、だいたい年代がわかるらしいね。
ちなみに、あのじの母は、大正14年生まれで、たしか「さくら」の前の「はな はと まめ ます みの かさ からかさ・・・」バージョンだとかいってたな。


さてさて、今日はぞうの子どもたちの中にも、ぴかぴか一年生が2人もいたよ。おめでとう!
ほかのみんなもそれぞれ一つずつ学年があがってちょっぴり誇らしそうだった。


新しい教科書を手にして、みんなどんな気持ちがするんだろうな。
わくわくするのかな?
あのじは、国語の教科書にお話が載っているのがとってもうれしかったな。
当時はどこのうちでもそうかもしれないど、今みたいにいっぱい本もなくて、特別な日でもない限り、買ってもらう機会もあんまりなかったからね。


今は、いつでもどこでも本が読めるし、色や形も優れているし、昔の子どもたちに比べれば、すごく環境はいいんだろうけれど、もしかすると「わくわく」っていう気持ちは、昔のほうが強かったかもしれないなあ。
本に限らず、いろんなものが手を伸ばせばすぐに届くところにあるって、素敵なことだけど、もしかすると結構それはそれで「こうしたい!」という熱い思いや、その思いがかなったときの「やったあ!」というわくわくする思いを失わせることにもつながっているかもしれないね。


やれやれ、脱線しちゃった。
今日は、またまた新しいお友達も増えたし、いろんな都合で来られなかったお久しぶりの仲間の顔も見えて、なんだか嬉しい日だった。
依田さんからも、今までの練習から少しバージョンアップするよという宣言も出たりして、いよいよ本番までのカウントダウンが始まったね。


子どもたちは、少しパターンが変わって、子どもだけの時間が減ったけれど、やっぱり体育館から帰ってくると声の張りが全然違うね。
(大人のみんなは、今度そうっと足音を忍ばせて、のぞきにいってみよう!
 もしかすると寺ちゃんに魔法をかけられて、大人も気がつかないうちに子どもの仲間入りするかしらん・・・
 えっ、てことは寺ちゃんは、じつは本当は魔法使い???)



大人の練習は、モリヤンのソロとかぶる9番の練習もやれたし、男性の居残り特訓が始まったりで、いよいよ依田さんと大和さんの「お情けやめた!」が見えてきたよ。


今日新しく仲間になってくれたKさんが言ってたよね。
「前回のコンサートでは、客席で聞いていて、みんなの歌声に本当に感動して、周りをみると何人も涙を浮かべている人もいて、自分もぜひ仲間に入って一緒に歌いたいと思った」って。
そう、今回も、ぜひぜひみんなの歌声が、会場のお客様の心にしっかりと届くように、がんばりたいね。


「がんばる」って、「顔晴る」っていう字を書くんだって教えてくれた人がいたの。
それを聞いたとき、ああ、そうだなあって思ったよ。
後で後悔しないように(ん?これって「馬から落ちて落馬する」とおんなじ?)、今やれること、やらなければならないことを全力でがんばりたいね。


では、まずは体調管理しつつ、4月25日にまた会おうね。

                             Text by あのじ


<追伸>
今日の練習でくばった「こあ」には書けなかったんだけど、5月9日と16日の練習は、芝園小が使えないことがわかったので、今会場探しをしています。
正式に決まったらお知らせしますが、ここがいいよという会場があったら、ぜひお知らせくださいな。
よろしく!