お久しぶりでした

kawaguchizou2014-02-24

二週にわたって降り積もった雪がまだあちこちに残る中、久しぶりの快晴の練習日とあって、今日はたくさんのメンバーで大賑わいでした。
朝方までフィギュアのエキシビションを観てて寝不足という人も多かったのでは?



今日もはりきって行きましょう!体操、発声練習の後、10番からスタートして11番を練習。子どもたちが体育館に行った後、大人たちは3番「雪よ降るな」を練習しました。


冬の街、冷たい雨が雪に変わる中を動物園へと歩き続けるゾウたちとゾウに寄り添う娘たちの姿が切々と描かれる3番は、地味だけど前半の聞かせどころであり、一番の難所でもあります。とても切ない場面だけど、悲しみに浸るのではなく、思いを込めて、込めて、物語の語り手のように歌うことが大切です。難しい〜(-_-;) でも、♪ゆきよ〜ふるな〜♪のところは、降りしきる雪を体験したばかりで、イメージしやすかったかも…。




子どもたちは、寒い体育館でも元気いっぱい走り回った後、寺ちゃんの指導の下でいつもの10番そして11番をしっかり練習した後、1番でまとめました。




休憩中は大和さんのピアノを囲んでここのところ恒例の男声パートの特訓が行われていました。他の曲もそうだけど、特に「雪よ降るな」の男声パートはすごくきれいで深いんですよねー。

子どもたちが下りてくると、みんなで11番を歌って、気分よく今日の練習は終了となりました。


今日の初めてさんはこちら。
小学校1年生の男の子とお母さん。芝小学校の5年生の女の子たち3人。そして、おばあちゃんに誘われて来てくれた小学生の男の子です。みんな笑顔でしっかりご挨拶してくれました。


最後に、長年、特別支援学級の先生をしてらしたOさんが、みんなで一緒に行動したり、長い時間じっと何かに集中したりすることが苦手な子どもたちのことについて、少しお話ししてくれました。

世の中には、運動の得意な子や苦手な子、落ち着きのない子、恥ずかしがり屋の子、世話好きの子、甘えんぼの子、のんびりした子、いろいろな個性の子たちがいて、さまざまに影響し合いながら、お互いを高め合い、それぞれの歩調で育っていきますよね。

川口ぞうれっしゃも一つの小さな社会集団として、そんな風に一人一人の個性を尊重しながら、大切なものをつくりあげていきたいと思っています。

大事なのは、お互いを思いやる想像力とまわりに感謝する謙虚さのようなものかな〜。
困ったことや気になることがあったら、その都度声に出して、みんなでよく話し合って、すっきりとした正解は見出せなくても、少しでも光の射す方向に向かっていけるような、そんな船、じゃなかった列車でありたいと思います。



毎年のことですが、インフルエンザが居座っているというのに、花粉までがやって来ました。手洗い、うがい、ヨーグルト、ミカン…そしていい眠り。17日間にわたって日本中を寝不足にしたソチオリンピックも閉幕しました。規則正しい生活を取り戻し、元気に春を迎えましょうね。


では、また3月9日に。名札とお茶の用意をお忘れなく。

Text by ゆ^u^こ
Photo by くのいち