また一つ、素敵な出会いが…

kawaguchizou2014-04-27

今日はぐんぐん気温が上昇し…


「早く顔出して〜」とラブコールを送り続けていたお久しぶりさんのお顔もちらほらと…


よっ、待ってました!


男声陣は厚みも増して、ほっと一安心かな。
そのお一人Nさん曰く、「久々の大人数での合唱に楽しさいっぱいでした。男声パートからは音数以上の音がきこえていますが(笑)、皆様の足を引っ張らないようにがんばります」だって。なんて謙虚な…
Fさんは、「団員登録よりも、チラシとチケットの方が早かったなあ…」だって。そう、正式発注していませんが(笑)今回もホワイエ、よろしくね!

                




それから、真打ち、最高齢のKさんも。
アレヤコレヤ身に降りかかるいろんな悪条件をはねのけて、「お母さん、行ってらっしゃい」と優しい息子さんに送り出され…
「こんなご時世だもの。やっぱり、ぞうを歌わなくっちゃ!!若い皆さんも頑張って歌いましょうね」
はあい!


前回、バタバタしていてご紹介できなかった初めてさんのお二人KさんとH子さんも、それぞれの思いを重ねての参加のようです。


あんまりゆっくりやっている時間がないことにハタと気が付いた依田さんからは、「初めての人もいるので、ちょっと大変でしょうが、今日はやっていない曲も全部やってみます」
てなわけで、大人は7番、5番、6番をぜ〜んぶさらっちゃいました。わぉ〜。
動物が殺されたりするところでは、ついつい、入り込んで歌ってしまいがちだけど、ここで求められるのは、「動物たちがかわいそうというような自分の感情」ではなくて、「客観的なその状況」をきちんと伝えること。その場面を報道する記者になったつもりで…
大和さんからも何度も言われているけれど、「い〜」って横に引っ張ると、べた〜っとした感じでダサくなりますよ。意識して縦にね。


子どもたち、とっても元気。嬉しそうな顔して笑ったり、歌ったり、泣いたり…まあ、それぞれ忙しくてにぎやかで…
でもね、もうそれだけでハナマル💮あげたくなっちゃう。

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さて、なんといっても今日のハイライトは、10番と11番を歌い終わった後に聞いた、王子田さんのお話。
私たちの歌を聴きながら、次々にいろんなことを思い出したんだって。
「私、小学校2年生の時に、マカニーかエルドのどちらかに乗ったんですよ!」
そう、王子田さんは、初めてぞうれっしゃが走った昭和24年に、彦根から走ったぞう列車第1号に乗った人。
でも、実はずっと長い間ご本人は忘れてたんだけど。
たまたまお孫さんから「学校でぞう列車の歌を歌うから聞きに来てね」と言われ、いろいろ聞いていくうちに、自分が体験したことが歌になっていることを知ってびっくりしたそうな。
で、みんなが一緒に乗ったんだと思って同窓会の時に聞いたら、実は各学校から数名ずつ集められた選抜メンバーだったとか。「お転婆だったから、あいつなら大丈夫だろうって選ばれたんだろうと思うの」ですって(笑)
24年といえば、まだズック靴も余りなくて、せいぜいクラスに2〜3人しか履いてなくて、あとは下駄か草履で学校に通っていたような貧しい時代だったそうですが、そんな時代に子どもたちの夢を乗せて全国からぞうれっしゃが走ったんですねえ。


「当時の汽車は石炭を焚いて走る蒸気機関車で、トンネルを入るときに窓を閉め忘れると、煙がもうもうと入ってきて、鼻の中まで真っ黒になってね。」


象の背中はチクチクと硬い毛が生えていて、私はスカートをはいて乗ったけれど、とても痛かったんです。歌にあったように長い鼻を滑り降りることはなかったけれど(もしそれができていたら、私はお転婆だったから絶対滑ってたと思いますけどね、それはなかったな)、ぞうたちが差し出す前足に自分の足をかけて象の背中によじ登り、一番前の子はぞうの耳につかまってたんですよ。ぞうの耳は板みたいで、たくさんの子どもたちを乗せるために背中には籠をつけてなかったです…」などなど、生き生きと当時の様子を語ってくださって、それを聞いていて何だか自分たちもその場でマカニーやエルドと一緒に遊んだような気持ちになりました。



王子田さんを紹介してくださり一緒について来てくださった女優の谷英美さん、「私、合唱の練習で泣くなんて思っていなかったから、ハンカチも用意してなくて、慌ててスカーフで拭いちゃった…」「依田さんの指導も、なんてわかりやすくて素敵なんでしょう!芝居にも通じます。」


また一つ、いい出会いのあった一日になりました。


さあて、次回は5月11日。
会場は「芝公民館」に変更になったから、間違わないでおいでよ!
成功に向けて、みんなで力を合わせるためにも、チケットチラシは、いつも持ち歩いて、チャンスを逃さないようにしなくちゃね。
頼んだぞう〜〜!!


Text  by あのじ
Photo by 春ちゃん

    
     

       


あれんじど ばい ふのじ+ほんの少しまのじ

 
       
        

     
  

「補欠のまのじ」です。(^_^)v
        そろそろ川口に行商に出なくっちゃね。

       
             
            
                      いつ、行けるかなぁ・・・(*^。^*)・・・