一転、雨、雨、雨…

kawaguchizou2014-06-08

先週のあのクソ暑さ(ごめん、下品で…はて、上品な人は、こんな時なんて表現するんだろ?)は、いったいどこへいったのよ〜。
梅雨は作物にとっては、恵みの雨の季節っていうけど、1か月の雨量を1日でっていうのは、いくらなんでもね。


そんなことブツブツ言いながら、朝、くのいちさんと学校の門で待ち合わせ。
まのじさんから届いた名札12個と見本のペットボトル入れも大事にかばんに入れて…
「土砂降りが少し落ち着いて、駅からそうは濡れずに来られるからよかったね。」
念のためにと、
「きょうは、くるるだよ〜、まさか間違えている人いないよね(笑)!」
の貼り紙して「くるる」に向かったんだけどね。
なんとまあ、今日もまた、蕨駅から左に曲がらず、右に曲がって芝園までお出かけいただいた方が4人も(笑)

いつも写真を撮ってくれてる春ちゃんと、途中ですれ違ったTさん。
「こんにちは」とにこやかにご挨拶。(きっと、今日はお出かけで、写真撮れないのね)
春ちゃん(あれ、挨拶してくれたからゾウの人かな。でも練習会場を間違うわけないよね)

極め付けは、モリヤンだ!!
「今日の練習、どこでしたっけ?」
「くるるだよ〜」で、園長、大幅遅刻!(すいません…)


そんなこんなのスタートだったけれど、響きのいい会場で、お隣の声も聴きあって、すごく濃密な練習だったみたい。
と伝え聞きのように書いちゃったけど、くのいちさんとゆうこさんと、あのじは、何やらかんやらバタバタしていて、その練習にきちんと加われずだったからね。残念無念。
途中で、「どくいりの えさをたべ」ってところ、なんだかゾクっとするような緊迫感のある声が聞こえてきたんだけど、依田さんや大和さんからどんなアドバイスがあったんだろう?
「みなさん、忘れないでくださいね」という依田さんの声しか、わからなかったけど、きっと何かヒミツがあったんだね。

忘れる大人は、きちんと楽譜にメモを!
これ、とっても大事。
忘れても、見返すとそれを思い出せるからね。終盤になればなるほど、威力を発揮するはず。


例えば、お母さんの介護でしばらく来られなかったSさん。
今日はご主人にお世話をお願いし、早くやってきて、お友達のMさんの楽譜の書き込みを見て教わりながら、一生懸命練習してたよ。
そういうのを見ると、ほんとに「ここにくればあえるね」って、つながりあっててよかったなあって思う。


大人の真剣な練習の間、子どもたちはといえば…
本番のホワイエを飾るぞう、これまた一生懸命折り紙で作成。
うまく折れた子、折れない子、様々な表情が、またかわいかったね。

みんな、ちゃんと目を入れてくるんだよ〜!


今日は照明の後藤さんも横浜からいらしてくださったり、依田さん推薦の少女役の森山晶絵さんも自分の本番が終わって、駆けつけてくれたり。
晶絵さんは、「初めまして」の挨拶もそこそこに、ぶっつけ本番で2番を歌うことになったのに、とっても少女の可憐さが出ていて、かわいかった。
いつもふざけているワンパク君たちも、一言も発せずに、真剣に聞いてたよね。
終わって、みんなから盛大な拍手!
よかった、これで、仲間になりました!

後藤さんの感想
「今日の稽古、なかなかでした。すでに出来上がっている感じですね。指揮者の依田さんの力の凄さを感じ、(…続く)」

で・だ。
こんなに大勢の仲間と一緒に、一生懸命練習してきて、どんどん心が結び合った素敵な演奏に仕上がってきているけど、さあて、みんなは本番は誰に伝えたくて歌うんだろうね?
がら〜んとした客席に向かって、歌うの??
違うよね。伝えたい相手がいるんだよね。こんなご時勢だもの、なおさらだよね。


周りをよ〜く見てごらん。
声がかかるのを待ってる人がいるんじゃないかな。
種を蒔かなきゃ刈り取れないし、蒔いた種は、刈り取らないと、朽ちちゃうよ〜!


本番まであと、3週間切って、ここが正念場!
今回、ぞうれっしゃを歌うための著作権料は、68,169円。
JASRACから正式な請求がありました。
著作権料は、とても大切なことだと考えるから、川口ぞうはいつもきっちり払ってるのだけど、この金額は、チケット46枚分にあたるの。
その重さをみんなで考えることも大事だよね。
そういう一つ一つのことを、みんなで分かち合いながら、もう、フルスピードでありったけの石炭焚いて、川口ぞうれっしゃは終点に向かって走っていくんだよ。

心と体を大切にして、最後まで
が・ん・ば・ろ・う・ね!


15日は、大事な音合わせ。まってるぞう〜!

Text  by あのじ
Photo by 春ちゃん