試されるのは、これからだ!

kawaguchizou2014-06-15

本日、Oさん親子のイデタチは、お揃いの日本代表のユニフォーム!
ピ〜の笛ならぬ、今回初登場大見川さんのホルンを合図に(ほんとかっ?)、練習開始。
いざっ!


それに先立ち、毎日新聞の鴇沢さんが来てくださって、精力的な再取材。
一度ならず、二度までも…そんな形で応援してもらえて、ほんとに心強い限り。
代表で初参加のGさん親子にインタビューをお願いしたけれど、さあて、どんな記事が出るか、楽しみだ。


今日は、音合わせとしては、最後の練習なんだけど、何しろ、体育館だし、ピアノとの距離も遠いし、なかなか大変だったね。でも、みんなの集中力はすごかった。
こどもたちも、休憩時間がわずか3分しかなくて、ずっと同じ場所にいなければならなかったのに、ほんとによく頑張ってたね。

もちろん、「音」としては、まだまだいっぱい直さなければならないところはあるけれど、何といっても一番大事な「心」が揃ってきて、聞いていて涙がほろり…
8か月が長いのか、短いのか、それは何とも言えないけれど、「2014型式川口ぞうれっしゃ」は、一生懸命、石炭を焚いて、ここまでみんなを乗せて走り続けてきたね。
終点は、もうすぐそこに見えてきているよ。

「もうすぐ練習が終わると思うと、さびしくて」
何人もの方から、そういうお声を聞くと、ああ、いい練習が積み重ねられたんだなあと、しみじみ嬉しくなっちゃうのね。
今回は、特に世の中の動きには全く無関心ではいられなかったし、そのことも練習をするみんなの心の深いところに、ずんと重さを持っていたんじゃないかな。
「ぞうを歌う意味はなに?」なんて別に大上段に振りかぶる話ではなくて、この歌のもつ力が自然に私たちに「いのち」や「平和」そして「子どもたち」や私たちが明るく生きられる世の中について、考えさせてくれていると思う。
だからこそ、伝えたい。自分たちのまっすぐな思いを!

そんなこんな考えさせられる練習風景だったけれど、今日は、また目がまん丸になって、わぉ〜って叫びだしたくなるすごい話が、依田さんから飛び出したねえ。
第1部のゲスト山口ともさんの祖父山口保治さん(かわいい魚屋さんなどたくさん作曲された方)が、住んでいらっしゃった愛知県豊川の家を引っ越される際、それを買われたのが、ぞうの作曲者の藤村さんのご両親だったって!!
でもって、藤村さんもそこで暮らしていらした時期があり、今もご実家があるそうな。
藤村さんのご実家は、ピアノを置いていなかったけれど、ともさんのおじいさんが使われていたピアノの跡もしっかり残っているんだって。
たまたま団員のKさんがフェイスブックにぞうのお知らせをのせ、Kさんと藤村さんは直接つながっていなかったのに、Kさん⇒依田さん⇒藤村さんとお友達がつながっていってわかった話らしいの。

藤村さんからKさんには、「コンサートがんばってください」って。
全くの偶然とはいえ、なんというご縁!!
この時期に、この話がわかるとは、もう、これは「大丈夫、きっと素敵なステージが待ってるぞう〜」のエールとしか思えなかった。


本番まで、あと13日。
いよいよ、カウントダウンが始まった。
大人は、もう一度、きちんと自分の胸の中に問いかけて、最後までがんばってみようね。
きつい言葉で迫ったあのじだけど、大丈夫、きっと!
これまでも、みんなちゃんと頑張って、本番を迎え、成功させてきたんだもの。
練習が終わった後、何人もの人が、がんばるからって声をかけてくれたし、お手伝いもたくさん名乗り出てくれたね。
嬉しかった。
みんな、自分の問題だって受け止めてくれてる。
もう一回、きちんと自分と向き合って、この13日の間に一人ひとりできることをやってくれるはず。
がんばるぞう〜〜〜!

あっ、ホワイエを飾るメッセージカードも、とても大事。
今日は、数が足りなくてごめんだなさいだったけれど、次回22日、最後の練習にもっていくから、お客様に伝わるように、きっちりとみんなの思っていることを書いてね〜。

Text  by あのじ
Photo by ふのじ


追伸
ごめんなさい。初めて参加した人には、説明が足りてなかったみたい。
第1部のチケットのことを聞かれ、「団員はいりませんよ」と答えたんだけど、第1部は団員は、お客様ではありません。その間、楽屋で休憩や発声や簡単に練習するので、テイコボのパフォーマンスは見られないの。
だから、記録のDVDで見せてあげられないか、今ティコボさんに問合せ中です。