しゅっぱつしんこう〜〜〜

いつもの小さいヒロ

いやはや、今朝の揺れはすごかった。
「あっ、地震だ。これは、大きいぞ。」


真っ先に思ったのは、
「どこが震源地なんだろう。もし交通機関がストップしたら、今日の練習はどうなるだろう。」


で、テレビをつけると、
とりあえずは、津波の恐れもなく、交通機関も変わりなく動いているという情報が入り、ひとまず、ホッ。
(って、まあ気を揉んでいたそのさなか、スタッフのH君は、なんと知らずに寝てたんだって。ちなみにH君と同級生のわが息子もご同様だったとか。若いってすごいねえ。)


てな調子で今回の練習は始まりまして・・
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今日は、いろんな行事があって参加できなかったメンバーも多かったけれど、
「まあ、お久しぶり!元気だった?」
とか、あちこちで明るい声が飛び交いました。


大和さんの発声練習。
いつもいつも、「なんて巧みな表現なんだろう」ってウットリ!
ウットリしつつ、教えられたように素直に声を出してみると、ほんとに出てくるのよね。
まことに、ふ・し・ぎ・・


「あのね、りんごって手を離すと落ちるよね。どうしてかな?」
「重力!」とすかさずKちゃん。(すごいな。小学生でも重力って知ってるんだ・・)
「そうね。実は声も同じなの。そのまま出すと落ちていくの。だから・・」
H君が「あ〜、今、いっぱい腹筋使ったあ」


依田さんの練習もやっぱり例えが素敵だと思う。
今日は、口開けですから、10番を念入りにやりましたが、お仕事も一段落されて、「自由」になった依田さんの口から、何が飛び出してくるか、これからはそれも楽しみの一つですな(笑)
主なスタッフは、どうしても子どもの方にかかりきりになるので、なかなかその場面に立ち会えないのが、残念でね。

練習の最後は、恒例の初めてさんのご紹介。
前回はお休みで、今回はお嬢さんともうじき4歳になるお孫さんを連れて3世代での参加になったKさん。お嬢さんは、これまで何回も聞きにくれていたそうで、自分も歌いたいなあって思っていたんだって。

それからね、保育園の元園長さんと、その保育園で育ったお子さんとお母さんの参加もありました。誘ってくれたのは、団員のBちゃん。この保育園にはBちゃんの娘さんもお世話になったそうな。


OKさんから声をかけられての参加は、元同僚MEさんと教え子OTさん親子。
いろんなところに宣伝しているけれど、やっぱり川口ぞうは、人から人へのつながりが基本なんだなあって改めて感じさせられましたよ。


それからね、初めてさんではないけれど、戸田から一生懸命自転車をこいで来てくれた高校生のMさん。
Mさんは、3回前(2008年)小学生の時に家族で参加し、それからずっと歌いたかったんだけど、中学校では部活が忙しくて参加できなかったのでって。
こういう参加も、ホント嬉しいね。

実は・・
23年前の今日11月10日が、川口ぞうのお誕生日なの。
あの日は、ピアノもない団地の集会場に、ガヤガヤ120人が集まって、壊れかけたキーボードで練習スタート!
「ぞうれっしゃ」って聞いてもわからないけれど、「とにかく平和を願ういい歌だからみんなで集まって歌おうよ」っていう勢いとノリだけで始まってね。
口コミのみの団員集めだったけれど、気がつくと、なんとまあ620人の大合唱団になっていました。
今日の参加者の中にも、誕生の場にいたメンバーが何人かいたけれど、確実に23年という年月がたっているわけで・・


参加者の構成とかつながり方は、世の中の動きと関係していて、少しずつ様変わりしてきているけれど、基本は、「人から人へつながりあって」ということを川口ぞうが大切にしてきたんだし、それは変わらないと思う。
でも、たくさん仲間が増えるように、みんなで知恵を絞ろうね。
そして、今回も、どうぞいい出会いがたくさん生まれますように!


さあて、次の練習は、24日(日)だよ。
この時期は、いろんな予定も入っているようだけれど、みんな来てくれるのを
待ってるぞう!!


Text  by あのじ
Photo by くのいち