また一つ、つながりあって

kawaguchizou2015-08-07

いよいよ、くるる本番の日。
う〜、暑い!!!
昨夜も熱帯夜。連続猛暑日1週間を超えたそうな…




午前9時 あのじはホールで打合せ。とりあえず効果音も確認。


 その間に、専属カメラマン2名(え、誰のことだ?やっぱし踊る阿呆の方がいい?)も準備を整え、みんなは本番前の最後の練習開始…のはずなのに、いろいろハプニングやら渋滞トラブルやら、その他もろもろあって、まあ焦ったこと、焦ったこと。



 

くのいちさんが叫ぶ。「あれ?●●●いない!」
 慌てて電話。つながらな〜い。
 あっ、来た。(ホッ)


 何とか、あれやこれやクリアして、全曲通しに。


 子どもたちは、どうやらみんな寝起きだったみたいね。
(大丈夫とは思うけどねえ…頼むよ、本番!)
 効果音、PCではなかなか。
 ま、これもなんとかなろうわい。


9時45分 ホールに移動。川口ぞうの席に着く。


10時00分 開会
 戦後70年 蕨市平和都市宣言30周年記念事業
 平成27年度 旭町公民館
 平和祈念事業〜夢・希望・平和〜
 というのが、企画の正式名称でありました。

 
主催者挨拶の後は、全員で黙とう。
 これはちっちゃい子たちも、よく頑張って静かにしてられたね(パチパチ)。
 来賓挨拶に続き、スクリーンに大きく「蕨市平和都市宣言」が映し出され、改めて、一言一句かみしめながら聴きました。



10時半 休憩
 それっ、みんな会場出て、廊下に並ぶんだよ!
 大和さんは、その間にピアノの位置確認。
 依田さんとも指揮者の位置、どうするか、再確認。


10時40分
 下手入口から大きな拍手に迎えられ、入場しました。
 川口ぞうのご紹介があって、いよいよ蕨特別バージョンの始まりはじまり〜。
 みんな、依田さんのタクトに集中。

 「サーカスだ、サーカスだ、サーカスがやってきたぞう〜!」
 



おう〜、すごい。子どもたち。やっと起きたか。
 1曲目から、大きな拍手がもらえちゃった。

 6曲を、園長のモリヤンの語りでつないでいきます。
 語りを支えるのは、大和さんの絶妙なピアノの音色。
 途中から涙ぐむお客様の姿も見えて。
 10番、この曲になると、子どもたち、「もう任せとけ」ってな調子でエネルギーが加速します。
 続く11番、ノリノリの子どもたちを、大人たちの歌声がしっかりと包み込み、フィナーレへ。

 圧巻の演奏に、拍手がやみません。
 この人数で、こんな演奏ができるなんてと、感激を伝えてくださる方もいて。
 (ちょっと、自画自賛ぽくて恥ずかしいけど、何人もそう評価してくださって、歌ったみんなも多分そういう達成感があったと思うので、そう表現させてもらっちゃう)
 また、みんなの心に、大切な宝物が増えたね。

 余韻を引きずりながら、客席に戻り、今度はあさひ童謡の会の皆さんの演奏をききました。
 「サトウキビ畑」と「唱歌メドレー」
 優しい歌声です。
 ちなみに、この「唱歌メドレー」は、今日も一緒に歌ってくれていた川口ぞうのメンバーの中島満久さんの編曲。
 (いつか、中島さんには川口ぞうのオリジナルを作ってもらいたいなあとも思うこの頃…
  子どもたちのつぶやきとかでも、詩ができないかなあ。)

 アンコールでは再び川口ぞうがステージに戻り、あさひ童謡の会の皆さんと一緒に、依田さん指揮で10番を。
 モリヤンのリードで客席も一緒になって。
 これを聞いて、次回のコンサートで歌いたいと、参加を希望された方もいたんですって。
 やった!

 終演後、すいとんをいただきに行く途中、素敵な出会いもあったんだよ〜。


 くるるで展示されていた東山動物園のパネルは、戦争とへいわの資料館「ピースあいち」での常設展示品だったそうです。
 その会館の学芸員の方が、今日飛び込みでお見えになっていて、紹介いただき、早速、仲良くなりました。
 来年のコンサートのときには、あのパネルをお借りできるかもしれないぞう〜。
 ピースあいちの方から「もしかしたら、うちで歌ってもらうことがあるかも」
 「いえいえ、とんでもございません。本場愛知の企画に、私たちがわざわざゲストで出向いて歌うなんてこと、そんなことおこがましくて…(モジモジ)」




 残念だったことも、ひとつ。


 入口に「満員で入れません」と書いてあったからと、何人もお帰りになったんだそうです…
 大宮から来られた方もいらしたとか…
 せっかく大勢の方に聞いていただく機会だったのに。残念無念。
 私たちの席は別になくてもよかったので、お譲りできたんだけどねえ。


 ピースあいちの方も、実は、満員と書いてあったので、だめなのかと思われたとのこと。
 川口ぞうの初演、リリアメインホール2000席があふれ、立ち見も大勢出て、消防法に引っかかると、えらく怒られたこともあったなあ。
 それとこれとは違うけど、何を目的にやるのかって、いつも確かめながら進んでいかなきゃいけないなと改めて思った次第。


 さあて、くるるも無事終了し、いよいよこれからは次回に向けて本格的なお誘いが始まるぞう。
 「今、何か言わずにはいられない」、そんな心の叫びを、ぞうれっしゃの歌に託して。
 きっと、みんなの周りも、同じ思いの方がたくさんいらっしゃるはず。
 まずは、ぜひお友達に声をかけてください。
 近々、新しいお誘いチラシ(今日のお客様には配布されました)がホームページトップにアップされますので、それも活用くださいね。


 明日からは、すこし、暑さが和らぐと言っているけれど、果たしてどうかしらん。
 どうか皆様、この暑さを乗り切り、11月8日には元気に顔を合わせられますように!
 (子どもたち、2か月たてば、また大きくなってるだろうね。えっ、大人たちも平等に大きくなるの???)


 じゃあ、またね。


 Text  by あのじ
 Photo by はのじ&ふのじ