それにしても、今の季節に北海道が32度もあるなんてね。
あちこちヒートアップしているようだけど、被災地の皆さん、どうか体調を崩されませんように…
「今日の練習の組み立てどうしましょうか?」
「いよいよ本番を意識した練習に切り替えて、1番から順番にやっていきましょう。」
「部屋はこのままでいいですか?」
「とりあえず、ここでやってみて、全員を上に移動した方がよいと思ったら、そうしましょう。」
なんて廊下で依田さんと打合せしてたところへ「おはようございま〜す!」と元気な声。
(あっ、ホルンの大見川さんだ。)「お久しぶりです。今回もよろしくお願いします。」
しばらくすると、フルートの古田さんもニコニコ顔でやってきた。
よ〜し、伴奏陣そろい踏み!
発声のあとは、改めて皆さんの前で、指揮、ピアノ、先ほどのお二人、そしてキャストの園長、少女、軍人、猟友会、団長をご紹介。
体操もすんで・・・
まずは、1番。
「サーカスだ、サーカスだ!サーカスがやってきたぞう〜〜〜〜〜〜」
「ちょっと待って」
( ほらほら、いつも言われてることあるでしょ。まっすぐに、突き抜けるように!)
よし、もう一度。う〜む、がんばれ。
今回の団長はうんと若返って、中3生のH君。
小さいころからずっと参加していて、やんちゃな彼を知るスタッフにとっては、
(あの子が団長の役をやることを引き受けてくれるなんて…)と、感慨ひとしお。
今日は、予告もなく、一度もちゃんとした練習を付けず、いきなり「やれ〜」って言っちゃって、きっと、随分とまどったよね。ごめん、ごめん。
(もしかすると小さいころにサーカスに売られた子で、その子が大きくなって司会者になって)なんて、
スタッフは勝手にストーリーも作ってしまったくらい、愛されキャラの子なの。
みんな、ぜひ応援してね。
4番まで終わったところで、子どもたちは体育館へ。
少しお休みもして・・・
大人の皆さんには、まのじさんからお願い一つ。
プログラムに名前と一緒に載せる「お気に入りの歌詞1行」のこと。
今回のコンサートを一緒に創り上げた仲間として、団員以外にも舞台のスタッフさんたちにもお願いして、
A3二つ折りでまとめる予定。みんなの気持ちをここに束ねて、お客様に届けよう。6月5日までにお願いね。
練習終わってから伝えたお願いも、ついでに書くよ。
会場入ったところ(ホワイエ)を彩るための「七夕飾り」風。
折り紙や広告、どんな紙でもいいので、にぎやかに明るくなるように、たくさん作ってね。
「飾り」だけでなく、メッセージを書いた「短冊」も思いのままに。
「短冊」はスタッフの方でも用意するけど、どんな形でもいいので、このコンサートに込めたあなたの思いを綴ってね。
話を戻して…
それぞれに分かれて練習をしたあとは、再び集まって8番から。
子どもたち、一生懸命練習してきたんだね。
ソロもセリフも、それを支える子どもたちも、みんな寺ちゃんといっしょに頑張ってたのがよ〜くわかったよ。
9番、園長ソロの途中にゾウのパオ〜ンと鳴き声が入るところ、本番では効果音でやってるんだけど、いきなりホルンの音が聞こえて、みんなびっくり。
その驚いた表情のおもしろかったこと(笑)
大見川さんのこんなナチュラルな茶目っ気、大好き!
伴奏やキャストもそろって全曲通してみると、音の広がりや膨らみもうんと感じられたし、全体が見えてくると、本番のイメージが湧いて弾みが付いたよね!
だ・か・ら…
一人でも多くの人に、自信をもって「来てね」と声をかけようよ。
遠くのおじいちゃんやおばあちゃんその他一族郎党(なんて今は言わないか・笑・)も、この際孝行や無沙汰お詫びを兼ねて呼んではいかが?
ご近所のおじちゃん、おばちゃん、お友達、職場の仲間、忘れてる人いないかな。
もしも、みんながこの歌にいろんな思いを込めていて、心の底からこの歌を歌い続けていければいいなと思っているのだったら…
次回は29日。
前日の28日は、いろんな学校が運動会みたい。
もし28日雨が降っちゃったら、29日来られない人がたくさんいるんだって。
天の神様へ>
暑すぎるとか余計な注文は決してつけませんので、どうか28日は雨をお降らせになりませんように!
Text by そろそろ、鬼に近づきつつある あのじ
Photo by はのじ