う〜、寒いっ!

kawaguchizou2008-04-13

 今朝起きると、なんだかどんよりと曇っていて、今にも降り出しそうな怪しげな空。おまけに、う〜、寒いっ!


 参ったなあ。昨日も仕事だったし、このところずっとお洗濯ができなかったから、洗濯物の山なのに・・
 などとぶつぶつ言いながら、それでも洗濯機を回し始めたところ・・
 

 ピンポ〜ンとチャイムが鳴りました。「はて、こんなに朝早く誰だろう?」と思いながら「は〜い」と返事すると・・
 「あたしよ」という聞きなれた声。なあんだ、真理さんじゃないの。


 出来上がったチケットを届けに来たのでありました。おおっ、すてきだわ、白地に強いピンクで、今回は字体も太めで勢いがあるねえ。それに「まねき象」もかわいい。
 「ごめん、チラシまだなの。やっぱり間に合わんかったから、とりあえず豆チラシつくって、今日は勘弁してもらうわ」


 いいよ、いいよ。しょうがないよね、青島さんには「プログラムに予定する全曲チラシに載せます」と約束したし、そんなこんなでいろいろあって間に合わなかったけど、真理さん一生懸命やってくれてたしね。ナンバリングも全部一人でやって、10枚ずつ封筒にまで入れて配れるようにしてくれたんだね。徹夜だね、きっと。お疲れさま。


 川口ぞうのチケットは、団員みんなの手売りが中心だから、チラシは今度の練習までは、みんなの思いで埋め合わせれば大丈夫だからね。


 というわけで、何とか洗濯を3回ばかり済ませ、できたてほやほやのチケットといつもの荷物をもって、とことこ(旧)芝園小学校へ出かけていきました。


 いやはや、今回の練習からは、今までの管理と全く変わり、校門はチェーンがまかれていたりするので、いくつもかぎを解除しなければなりません。
 でも、お借りするのですから、何かあったら大変。少し緊張して玄関に入りました。
 

 すると・・・

 がら〜ん。
 学校だった建物が学校でなくなるというのは、こういうことなんだなあとつくづく思わされる場面がいっぱいあって。
 まずは下駄箱。当たり前だけど、子どもたちの上履きは一足もなく。
 階段や廊下に飾ってあった子どもたちの絵や作品もなんもない。
 それから、練習会場としている視聴覚室に移動すると・・・
      

「時計がない!!!」どの教室からも、時計が消えていました。これはちょっと困った。何時まで休憩ねとか、時計がないとみんなで動くのにホントに不便。
 体育館にも何もなくて、(あっ、ちがった。なぜか鉄棒だけが二つぽつんと取り残されたようにあったっけ)
 う〜ん、やけに広々とした感じ。


 いたるところ、ほこりっぽいし、なんだか、差し押さえにあった後のおうち(まだこれは経験していないけど、多分そんな感じ)のような、「がら〜ん」としたさみしさが襲ってきました。
 

 まあ、感傷にふけってばかりもいられないと気を取り直して準備しているうちに、子どもたちのにぎやかな声が少しずつ聞こえてきて、ようやくいつもの練習の感じになってきました。


 今日は、4番からスタート。
 元気な子どもたちに引きづられるように大人の声が続きます。


 依田さんからは「大人の人たち、子どもたちの付き添いで動物園にきたんじゃないんですよ。ちゃんと自分たちも声出してくださいね」なんて注意も飛び出したり。
 「はいっ。おっしゃるとおり・・・」
       
 依田さんの指摘は、本当にわかりやすい(正鵠セイコクを射ている・・あはは、一度こういう言葉遣いをしてみたかったんだ)。思わず、なるほどとうなずいてしまうのです。
ほんとは、うなずいている場合じゃないんですけどねえ。

 でも、難しいことでも、分かりやすく説明してもらえれば、何が言われているのかわかるし、できるかどうかは別として、自分がどう歌わなければいけないのかが見えてくるような気がします。依田さんの目指すところに向かって、みんなの気持ちが束になって歌声に乗っていくような、練習ではそんな場面がたくさん出てくるようになりました。(それにしても、依田さんはすごく忍耐強いわ!)


 今日は私、Sちゃんといっしょにピエロの格好もしてみました。ちょっと恥ずかしかったけど、意外にはまってしまいそう。本番もこれで出るかなあ・・・
 なにしろ、ピエロの衣装はずっと使っているので、もうかなりぼろぼろ。呼びかけに応えて、新しいピエロの衣装作りはMさんが隊長になってくれることになりました。
            


 チケットも動き始めました。みんなの力を合わせて、すてきなコンサートを創るために、また一歩進みました。ひとりの百歩より、百人の一歩。よ〜し、頑張ろうね。

・・・・・・・・・・・・・・・


 さてと、私はこれから日本のうたごえ祭典で歌われる「ぞう」の打ち合わせがあるそうなので、新大久保まで真理さんと出かけてきます。
 作曲の藤村さんにも久しぶりに会えるようです。藤村さんとは南京にぞうを歌いに行って以来。果たして、どういう話になりますことやら・・・
 この続きは、またね。
          


 あっ、そうそう。20日の上野動物園へのお散歩は、私か真理さんちの電話がつながらなかったら「決行」よ。じゃあ、「公園口」で10時ね。来られない皆さんには、27日の練習で、また会いましょう。
 
 では、では。
                        Text by あのじ