列車の音が聞こえるかい?

4月23日 

今日は川口は市議会議員選挙の日。

忘れないように、あさイチで投票済ませようと出かけたら、なんと一等賞!

一等賞と二等賞は、ご褒美(笑)に、空の投票箱を確認できるの知ってた?


9時前 準備スタート

今日は、わのじさん健ちゃん親子が早くから大活躍。すべての椅子を並べてくれたよ。

10時 寺ちゃんの体操、今日もみんなの体、固いぞう!がんばれ!


体操終わって、酒井さんの練習へ。

今日は8番からスタート。

これは子どもたちだけの曲だけれど、大人も一緒にね。

 

合唱って、自分のパートを一生懸命歌うことはもちろん大切なことなんだけど、そうではないところを歌うのも、曲全体を理解するためにもとっても大事。

「ここは子ども達だけで歌うところですが、正確な音で歌える大人の人は、子ども達と一緒に歌ってみてください」って言われる意味も、よく分かる練習だったね。

自分のパートのところにしても、結構「今まで何度も歌ってるし、ちゃんと歌える」と思っていたはずなのに、実は音が微妙に違っていて、酒井さんから指摘されて初めて「あれっ」て思うところもあったはず。

もう一度、ちゃんと楽譜を見ながら、音を確かめていこうね。

とはいっても、心配ご無用。みんなで歌えば、怖くない!「心構え」の問題だもの。

 

子ども達が下に降りて行ったあとの3番、5番、6番。

ソプラノの華やかな音を支えるためには、アルトがどんなに大事かということもわかったしね。

「ほら、この音、アルトのこの音があるから、ここはこんなに素敵な響きになるんですよ」

なるほど、確かに!アルトやっててよかったな。


酒井さん、今回の少ない練習回数をどうやって乗り切るか、文字通り全身全霊で伝えようと、ひとときも止まることなく、次々に指示が飛び出します。

「●ページの●小節めのラララララ~から、はいっ!」

      


酒井さんが見ているのは「青い楽譜」。でも、団員は全員が「青い楽譜」ではなく、中には「古いベージュの大判の楽譜」を持ってる人もいて、ページ数が違ったりするので、いきなり曲が変わると、どこを歌ったりいいのか、混乱した表情も。

 

あ、これはなんとかしなきゃ…

ということで、酒井さんにはこれからは「何番の何小節目」と指示をだしてもらい、古い大判の楽譜の人は次回までに、楽譜に小節番号を書いてくることにしたのであります。

再開後の練習は、停車期間も長かったし、声も出ないし、体育館で音が散って他の人の音も聞こえにくいし…。

様々な要因が重なって、自信を持って歌えない人も多いと思うので、これからの練習の組み立ても、ちょっと工夫をしていかなきゃ。

でも、戸惑いつつも、真剣な表情で必死についていこうとして頑張ってる姿に、またうるうる。

練習を終えて寄せられた感想をいくつかご紹介。

下手な言葉で綴るより、この感想が、今回の練習の様子をしっかりと物語ってくれてマス。

★今回の練習も楽しかったです!また酒井さんに沢山笑わせて頂きつつ沢山教えて頂き、充実した時間でした。次回までに復習しないと…親子で励まし合っております。

★今日練習した5〜6番あたりはとても難しいですね😣メモを見返しながら復習しておかなければ、と思っています。次回は少し空いて5月14日ですね。また楽しみにしています😊

★本日新しく楽譜🎼を買いました。新しい気持ちで挑みます、よろしくです。

★今日の練習で、10番の初めの子どもたちが歌うパートの遠藤さんのピアノ伴奏を酒井さんが聞かせてくださり、ぞうれっしゃが走っている音に歌がかぶさっているのだと、遅ればせながら(30年以上経って初めて)気づきました。感動。6番の「悲しみの日」の最後の園長さんの歌を一緒に歌ったのも、園長さんや飼育係の方の辛さをより深く感じることができてよかったです。何年、何回歌っても、歌い飽きることはない曲ですね。藤村さんも酒井さんも素晴らしい!

★皆で歌えば怖くない☺音が外れててもどこ吹く風🍃かなり図々しく歌ってます😂これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

★とっても楽しかったです!酒井先生には言葉一つ一つの意味をしっかり読み込み、聞き手に伝えていくために丁寧に丁寧に表現していく 大切さと醍醐味を教えていただいているという実感があります。知っているつもりだった”ぞう列車合唱組曲”との新たな出会いにワクワクしています。”ここに来れば元気をもらえるよ” 周囲の人に言いふらしています。子ども達も大人も増えるといいですね♪

★練習で小節番号を言ってもらえるとはありがたいです。惑わずに済みそうで嬉しいです

★今日も楽しかったし、おもしろかった!そして、嬉しかった!酒井さんステキ。森やんの歌声に聞きほれた。

★酒井先生の指導は心地良くあの魔法にのせられて上手になった気分にさせられます。

芸大生は素質がある上にあんな素敵な指導を受けられるんだから上手になる訳だと納得しながら、よ~し私も暫しの芸大生になろうと変な妄想しながら楽しんで歌っています。

先日の子どもたちに真剣に真摯に対等に向かう先生に感動。目に見えて上手くなる子どもたちの歌声にまた感動……でした。

    


てなわけで、次回は5月14日。

ゴールデンウイークもはさんでの3週間。

皆さま、願わくば、いつも心に「太陽」を、唇に「ぞう」を(笑)

じゃあ、またね。

 

Text by あのじ

Photo by くのいち まのじ あ